知財の末吉先生が、学生がパソコンで勉強しているのをみて、ITの発達で情報過多の一方で書くことがおろそかになっているのではないかということを仰っていました。
私も最近は速くできるからという理由でPCでノートをとることが多くなってきており、書き漏らしは少なくてよいのですが、どうしてもワードで箇条書きみたいな感じでずらずらやっていくことになりますので、手でノートを取るのに比べて、まとめるということが上手くできないなあとは感じます。
後で別に、要するに何だということをまとめてみるとかしています。
言語は人間の思考を規律しますが同じく勉強のスタイルもなにか学問的発想とかに影響するかもしれません。
しかし、時間の限られている中で沢山のことをやらねばならないとどうしても情報過多になりますから、手書きではもれがでてしまいます。
私が学部生のころは、まだ登場したばかりだったICメモリーレコーダーを使って書き損じたところを補ったものですが、今ではPCとICレコーダーを併用しています。
量も多く、内容的にも変化が非常に生じている今日ではITを駆使しないと処理しきれない感じがありますね。