雑談での話ですが、労働法について語る私は鬱屈しているという指摘を受けました。
荒木教授の労働法を、別にいやな気分で受けているわけではなく、むしろイメージがわいてとてもよく分かる(裏側まで)ので、楽しいのですが、私の口から出る経験談はどうも学生さんにはあくが強いようです。
別に労働法の現場だけでなく、別ジャンルでもきわどいものを経験しているせいか、かなり修羅場は平気です。
弁護士先生が執行関連で仕事上危ないことについて語られることがありますが、そんなものだろうと思います。
まあ感覚が麻痺しているだけだと思います。
法律の世界というと理論の世界で秩序だっているように思えますし、大半はそれが妥当しますけど、紛争処理のためのものですからどろどろしている世界もありますね。
そういう場でもどう毅然としていくかが大量に誕生している新しい法曹の課題になるでしょうね。