スティール・パートナーズ、江崎グリコに業績改善および戦略的代替策の検討を要請


スティール・パートナーズ関連の事象はいくつも並行していますが、江崎グリコに関して進展がありました。
スティールが、業績改善および戦略的代替策の検討を要請しまして、内容を見ると経営コンサルティング会社の採用や他社傘下入りを提言しています。
報道では、身売りを求めたとされており、過激な表現が踊っていますが、江崎グリコは業績が低迷しているので、てこ入れに刺激的な提言をしたというところでしょう。
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スティール、江崎グリコに業績改善策、他社への傘下入りなど(日経BPnet2008年5月14日)
米系投資ファンドのスティール・パートナーズは5月13日、投資先の江崎グリコに対し、経営コンサルティング会社の起用や他社への傘下入りを視野に入れた業績改善策を検討するよう要望する書簡を送付した。
(略)
事業計画見直しのため、スティールが過去に行った提言を再検討するよう求めている。具体的には工場数の削減と稼働率の向上、北米市場で「ポッキー」や「プリッツ」といった菓子の拡販に向けた他社との提携、自己株式の取得と消却を提言している。
また、国際的に評価の高いコンサルタント会社を起用し、主力事業に関する評価を受けるよう求めた。これに加え、投資銀行を通じて江崎グリコ自体をより適切に運営できる会社へ売却することも検討するよう要望した。一方、江崎グリコの経営陣が買収を行い、他社と経営統合することは控えるよう求めた。
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スティール・パートナーズのウェブサイト
スティール・パートナーズ・ジャパン、江崎グリコに業績改善および戦略的代替策の検討を要請
確かに上記リンク先の資料によると江崎グリコの営業成績は低迷しているといわざるを得ません。
営業利益率など非常に低いです。
日本企業は概して利益率が低いのですが、それと同じ傾向を示しているのがわかります。
スティールは、MBOなどは否定しており、建て直しを要求しています。
一方で傘下入りも提案しており、明星に対して日清食品が登場したようなことになるかもしれません。

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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