スティール、ブルドック株を全株売却


買収防衛策をめぐり会社法の世界で重要な判例法理の発展に寄与したスティール・パートナーズがブルドックソースに買収を仕掛けた件ですが、この度、スティールがブルドックソース株をすべて売却、撤退したことが明らかになりました。
*************************************************************************************************
スティール、全ブルドック株売却 利益は10億円超(毎日新聞2008年4月18日)
米系投資ファンドのスティール・パートナーズが保有していたブルドックソース株のすべてを今年3月末までに売却していたことが、18日分かった。ブルドックソースは、3月末時点の株主名簿にスティールが入っていないことを確認した。ブルドック株の敵対的TOB(株式の公開買い付け)をめぐり、スティールは「乱用的買収者」との司法判断を受け、戦略の転換を迫られていた。今回の売却で、一連の買収騒動は収束に向かう。
(略)
*************************************************************************************************
ファンドを撤退に追い込めたという意味では、買収防衛策は目的を果たしたようにも思えますが、スティールはこの件で買収防衛策発動の際に新株予約権を会社が買い取ったことで交付された分と今回の売却益をあわせて10億円超の利益を得たとされています。
投じた資金は株式取得の17億円と弁護士費用ですので、かなりいいリターンだったのではないかと思われます。
内向きで世界の動きに背を向けていると日経の記事に毎日のように指摘されている日本ですが、このようにお金が流出しているだけという現実はどうなのでしょうか。
*************************************************************************************************

【資格の大原】行政書士講座

「おいしい!から始まる健康生活」ニチレイフーズダイレクト

クラシエの『甘栗むいちゃいました』

●パルコのオンラインショッピング『PARCO-CITY』
 人気の50ショップ、100ブランドが勢ぞろい!
 http://www.parco-city.com/


クチコミblogランキング TREview

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)