経済産業省、特定商取引法違反で宗教法人に業務停止命令


宗教法人「幸運乃光」が行っていた事業で特定商取引法違反があったとして、経済産業省が業務停止命令を出しました。

不実告知に当たるとされており、具体的事例では新聞の折り込み広告でよく見かける易鑑定を会場を借りて実施、その際に物品を販売していた模様です。
購入を勧めるにあたって不実告知に該当する行為があったとされています。

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経産省、宗教法人に業務停止命令・虚偽説明で祈とう(日本経済新聞2008年3月27日)

「祈願をしなければ大変な災いが起こる」などと、うその説明で祈とうや仏具売買などの契約を繰り返したとして、経済産業省は26日、宗教法人「幸運乃光」(千葉県袖ケ浦市)に特定商取引法違反(不実告知など)で28日から3カ月間、新規の勧誘や契約などの業務停止を命じた。宗教法人に対する同命令は初めて。

 経産省によると、同法人は「高島易断総本部」などの名称を使い、各地のホテルで「人生相談会」を開催。新聞の折り込みチラシを見て訪れた消費者に2000円か3万円の「易鑑定」を実施したうえ、「地獄に落ちる」などとうそを言い、祈願の提供や石塔購入などの契約を結ばせていた。
(略)
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いわゆる霊感商法に近いのではないかと思われますが、宗教法人に特定商取引法違反で行政処分が行われるのは初めてとされており、その点に新規な点があるように思われます。

まだ経済産業省のリリースには掲載されていませんが、最近の特定商取引法違反事例へのリンクを載せておきます。

特定商取引法の執行状況

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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