今日はロースクールの企画で知財高裁の見学に行ってきました。
裁判の傍聴から所長のお話まで盛りだくさんで、非常によく練られたスケジュールになっていてありがたかったです。
私も会社で新入社員の実習などでは、限られた時間で色々見てもらおうとして、システマティックにカリキュラムを組んだものでして、その辺を思い出しました。
単純に考えると、知財事件は、法律だけでは話がすまず技術が絡む特許が一番とっつきにくそうですが、実は一番やりやすいという指摘が面白かったです。
でも特許は実はクレームがある分、やりやすいのだということでした。
なるほどそうだなあと思った次第です。
著作権が問題となる事件には出版社やレコード会社でもないとお目にかかりませんので、会社で知財というと特許ですので、私自身は特許にあまり抵抗はありませんが、学部からそのままロースクールに進学された方はやはりマインドは著作権にあるようでした。
でもさすがに理系出身の方は、今日傍聴した事件で出てきた物質等について理解があり、これは特許侵害ではないのではないかというような感想を瞬時に漏らしていましたので、やはり技術に関して理解があるに越したことはないのも確かだなあとも思いました。