セブンイレブン、直営店の店長に残業代支給


東京地裁、マクドナルドの店長は管理職ではないと判断(2008/01/28)でお伝えした件の影響で、大手コンビニエンスストアのセブンイレブンが店長に残業代を支給する方針であることが明らかになりました。

他のコンビにはすでに支給に切り替えており、セブンも足並みをそろえたことになります。

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セブンイレブン、店長に残業代・マクドナルド判決受け(日本経済新聞2008年2月8日)

セブン―イレブン・ジャパンは3月から、同社が管理職と位置付けている店長に残業代を支払う方針を固めた。1月末に東京地裁が日本マクドナルドに店長への残業代支払いを命じたことを受けた。同判決以降、外食・小売業界で店長への残業代支払いを決めたのはセブンイレブンが初めて。

 コンビニエンスストア業界では、ローソンやファミリーマート、サークルKサンクスなど他の大手はすでに残業代支払いに切り替えており、セブンイレブンの対応が焦点となっていた。 (07:00)
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しかし、これは正社員である直営店の店長か正社員をフランチャイズ店に店長として送った場合のみとなります。
上記引用記事では触れられていませんが、本紙面での記事には言及がありました。

フランチャイジーの店長は、個人事業主ですから残業代云々の話になるわけがありません。

翻ってマクドナルドの件を考えてみると、マクドナルドは最近、直営店舗をフランチャイズ方式に切り替えており、何軒かの店舗をまとめて受け皿会社へのフランチャイズ契約へと切り替えつつあります。
すると、先日の判決がマクドナルドの経営に与える影響は限定的かもしれません。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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