教条的な自由主義


今日でグリーンスパン氏の私の履歴書が終わりを迎えましたが、非常に印象深いものがありました。

少し行き過ぎではないかと思われかねないくらいの筋金入りの自由主義者である点が特に印象的でした。
この自由放任主義が、今になってつけが回りサブプライムを生んだのではないかという見方がありますが、そう批判するのは少し短絡的ではないかと思います。

日本では自由放任よりは、ある程度コントロールした管理された自由みたいのに信奉があるので、アメリカでなされている批判とは背景事情が異なります。

しかし、日本の経験から言うと、規制は恣意に流れますから、必要な規制に限って行わず、すると国民経済の観点からはマイナスになることばかり行う傾向があります。
そうなるよりは、自由に任せた方がよいのではないかというのは個人的な感想です。
ですので、自由経済を信奉するのには大いに賛同しました。

バブルの後始末にあれほどかかったことを考えると、管理に対する信奉なんて吹き飛びますよね。

さて、もう一つ印象に残ったのは、当時のルービン財務長官の下りです。
話の中で様々な人物が出てきますが、ルービン財務長官はどうもグリーンスパン氏よりも一枚上手のように思えました。
結果的にグリーンスパン氏の予想が外れて、ルービン財務長官の予言の通りになったことが何度かでてきました。
非常に読みの鋭い人であることが伺えました。

別のルートでルービンがいかにすごいかを知っていますので、裏づけに過ぎませんが、やはりと感心した次第です。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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