どんなことでも利用する


米空軍で、F15戦闘機が空中分解してしまい、調査の結果、部品が劣化しているとのことで、取替えをしなければという話になっています。
事故自体は日本にも影響して、航空自衛隊で導入しているF15も飛行禁止になったくらいなので、覚えている方もいるかと思います。

要するに古いF15に予定よりも早く取替えが必要という話で、その代わりには話題のステルス戦闘機F22が取りざたされるという展開を見せています。

この話をそのままきくとそんなもんかというくらいですし、航空自衛隊のF15は大丈夫かなあという話くらいで終わりですが、これは多分もう少し裏があるかもしれません。

日本が導入したいとしていてもアメリカ議会が認めてくれない究極の戦闘機F22ですが、ラムズフェルド前国防長官は、高いのがいやだったのか、非常に嫌いだったそうです。
そのため、F22の調達予定数は非常に絞られていたのですが、ラムズフェルド長官の退任以降、その数が増えています。
なんだか怪しげな話です。
そこへ来て、F15がだめなので代わりが必要ですというのは、事故自体は本当に部品の劣化で起きたのでしょうが、これを機会にというので利用している気はあるでしょう。

そもそもF15は非常に高価な戦闘機で米空軍の大半の戦闘機は安価なF16になっています。それの代わりにさらに高いのに使用というのですから、際限のない話といえましょう。

ちなみに事故を起こしたF15は、C型D型でして、日本で導入しているF15J、DJ型と基本的には同じです。
大幅な設計変更によってまるで別物になっているF15ーEは事故の恐れはないようです。
旧タイプの設計に問題があるのだとしたら日本のF15も同じ問題に直面するでしょう。
ただかなり古くなったら劣化するという話でして、日本のF15はそれほど古くないので、当面は大丈夫ではないでしょうか。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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