昨日の「ガイアの夜明け」は、一億総クレーム社会のことを取り上げていたみたいです。
冒頭をちょっとだけ見たのですが、クレーム対応って非常に大変だと思います。というか大変です。
よくある取り上げ方で、クレームにビジネスのヒントやチャンスがあるという話をやっていたみたいですが、食らう側としてはそんなに納得できるものではないですよね。
前職の会社は、クレーム対応の部署を、名前を変えるなどして重要であることを社員に意識づけようとしていました。
しかし、いかに名前をソフトに変えようとクレーム対応なんてやりたくないわけで、社員の意識もそうは変わっていませんでした。
私の同期で、クレーム対応にまわされた方がいたのですが、人事が彼をそこにまわした理由を遠まわしに聞いたところによると、要するに生意気なので厳しい目にあうという経験も必要だろうという話でした。
いかに名前をソフトにしようとも人事が懲罰的な場所と考えているようでは、全然意図を達していませんね。
名前を変えてイメージをごまかすという言葉狩りみたいなことを結構する会社でした。非常に日本的なのだなあと改めて思います。
ちなみに同じ人事の担当者は、私に対しては、長い会社人生において営業の経験も必要であろうという理由で、およそ営業なんて向いていなそうな私を営業にまわしました。その瞬間から私の会社人生の残時間は急速にカウントダウンを始めたのでした。
せっかくのご配慮だったのですがねぇ。