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廉価品のリサイクルインクカートリッジをめぐり、インクカートリッジの特許権者であるキヤノンがリサイクル品を販売しているリサイクル・アシストを特許権侵害で訴えている事件で、最高裁は、今月8日に判決期日を指定しました。
弁論が開かれなかったため、キヤノンの請求を認めた控訴審判決が維持され、キヤノンの勝訴となる見通しです。
控訴審の知財高裁判決に関するエントリーはこちらをご覧ください。
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インクカートリッジ訴訟、キヤノン勝訴の見通しに(日本経済新聞2007年11月1日)
キヤノン製品を再利用した詰め替え用インクカートリッジが、同社の特許権を侵害するかどうかが争われた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(横尾和子裁判長)は1日、判決期日を今月8日に指定した。結論を見直す際に必要な弁論が開かれなかったことから、リサイクル品の輸入・販売差し止めと廃棄を命じたキヤノン側勝訴の二審・知的財産高裁判決が確定する見通し。
キヤノンが訴えていたのはリサイクル・アシスト(東京・豊島)。中国でキヤノン製の使用済みカートリッジにインクを再注入し、日本に輸入して販売した。
(略)
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