病んでいる社会だそうで…


24万HITありがとうございます。
ブログ人のほうと合わせると、合計36万HITくらいです。


さて、東大法学部は木曜日の午後が教授会の日になっています。
これはずっと前からの慣習で、そのため東大法学部では木曜日の午後は講義等が一切ありません。

さて、この前の木曜日の教授会で、自殺防止のパンフレットが配られたそうで、なんて社会はやんでいるんだろうと沈痛な気持ちになったそうです。

もちろん学生に注意を払いましょうという趣旨であり、教授自身のメンタルヘルスを心配してのことではないと信じたいですが、どうでしょうか。

とにかく保健センターの精神科は大盛況で、特許切れのうつの薬なら一粒10円で、切れていない薬なら100円で売ってくれるそうです。
私は使ったことがないので詳しくは知りませんが…。

大学院時代に、いやに抗鬱剤について詳しい人がいたのですが、理由は聞きませんでした。

別に大学に限った話ではなく、日本社会全体が本当に精神的に厳しい状況にあります。
会社でも、社内で追い詰められての自殺にはさすがにお目にかかりませんでしたが、仕事がうまくいかないのか心の病で休職している人は非常に多かったです。
父の会社では追い詰められての自殺者もいたそうで、特に技術者に多いという話をしていました。
多分偏りはあまりないとは思いますが、能力と求められる仕事とのギャップがあるといかんともしがたいものなのでしょう。

前職の会社では、伝統ある組織ゆえの古い体質のせいで、人間関係重視と横並びに価値がおかれており、人事などに色濃く働く行動原理となったままです。
しかし、当然ですが、このご時世ですのでそんなことで乗り切れるほど仕事は甘くなくなっており、年次とかからいったら順当な人事のはずなのに仕事ができなくて大混乱ということがあちこちに見られました。
こうなると、当人と会社双方にとってもはや悲劇以外の何者でもなく、迷惑を被る周りにとっても悲惨でした。
安定した会社ですが、古い体質と時流の双方が中途半端に同居しているせいで、普通の競争の中の会社と同じくらい、もしかしたらそれよりひどいかもしれない状況でした。

幸い会社内では、病気休みにお目にかかるくらいですんでいましたが、現場時代には、一番見たくない瞬間にお目にかかってしまったこともあります。
現場時代の先輩社員からは、景気がどん底だったときよりは、随分減ったということをいわれましたが、それでも結構起きていました。

こうして振り返ってみると、本当にこれでいいのか、どちらに進めばいいのか、日本の将来に疑問なしとはしません。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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