スティールの抗告審決定公開される


スティール・パートナーズとブルドックの仮処分事件の抗告審決定ですが、決定全文が最高裁ウェブサイトで公開されました。

こちらです。

結構長いですし、報道の通り、スティールを濫用的買収者と認定するなど刺激的です。
読んでいると、会社経営側から見るとほっとするだろうなと思います。

しかし重要なのは濫用的買収者よりも、株主平等原則に反するか否かと不公正発行であるかですので、あまり目を奪われないようにしたいものです。

一般的な感想に過ぎませんが、日本の裁判所は世論を非常に気にします。
あまりにセンセーショナルに取り上げられてしまったため、どうしてもそうなるだろうなという感じの結論でした。

ちなみにこれがアメリカだったらどうなるでしょうか。
今度検討してみたいと思います。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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