憲法理論の戦慄


昨日今日と石川教授の上級憲法の補講があり、駆け込みでかなりのペースで進みました。
非常に刺激的で勉強になることばかりでした。

学部時代の憲法は本当に平和だったのだなあと改めて感じます。

少し前からですが、右傾化の傾向が指摘されています。
これまでの言論をになってきたマスコミなどでは、どうしてもバランス感覚が働きますので(勘違いして知識人を気取っているのもいますが)、情緒的に権力や現状に批判的な言説が多かったのですが、インターネットの影響なのか、ここに来てマスコミの姿勢に懐疑的で従来の見方からいうと右よりの言説もかなりの実数存在するようになりました。

思想の自由市場的な考えからいうと別に問題ないのではないかと思っていたのですが、最近聞くところによるとそういった動きを意図的に利用する向きもあるそうです。
すると、歴史の捏造とかにつながるのではないかと懸念されるのですが、さらに進んで憲法改正にかこつけて恐るべき反動的な内容を実現しようとするのではないかというのが気がかりです。

9条を改正するのを隠れ蓑にして、ついでに人権条項まで手を入れようとするのではないかというのが懸念されます。
個人の尊重と財産権と経済活動の自由を否定して、あやしげな共同体概念を入れるのではないかというのが気になります。
馴れ合いで団体的拘束に付き合わされるのは真っ平ごめんですね。

集団となると声のでかい人間が跋扈するので、個人の権利は非常に抑圧されます。
私も、自治会でよく分かっていないのに勝手なことをして他の住民を巻き込もうとする輩と戦わざるを得ないことがありますが、こういうことが国家レベルで起きたらもう目も当てられないと思うのです。

法律家の踏ん張りどころが来つつあると密かに戦慄しています。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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