信託業法改正案が審議入り


信託というと、あまり一般の方にはなじみがないかもしれません。私自身も信託を活用するという点においては、例外なく無縁な一人ですが、法律の世界では、最近、信託はホットな分野でありまして、主に信託を活用しまくりのアメリカを検討することで日本にもそれを導入しようではないかという方向で話が進んできました。
今回ようやく某教授の仕事が完成し、信託業法の改正案が国会で審議入りしました。記事はこちら

信託というのは、超簡単にいうと特定の目的のために、財産を個人の所有から切り離し、管理運用してくれる業者に預け、設定目的である特定の目的のための給付を確実にしていくための仕組みです。個人の所有から切り離すことで、使い込みなどによる消費を避けられますし、専門の業者に任せることで、ノウハウの活用による効率化が期待でき、一方で、信託財産自体は、業者のものになる訳ではないので、倒産リスクからも免れるわけです。

日本でも信託業法があり、これまでも信託はあったのですが、かなり限定的な法律だったために、活用の余地があまりありませんでした。今改正ではそれを改め、信託できる財産の拡大、信託業の担い手の拡大で信託の世界を活性化しようというわけです。
主な狙いとしては、資金調達の手段の一つとしての活用を狙っているのだと思われます。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)