グーグル、バイアコムの提訴に反論


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米バイアコム、ユーチューブとグーグルを著作権侵害で提訴 (2007/03/14)の続報です。
4月30日にグーグルは、バイアコムへの反論を提出しました。
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著作権侵害訴訟、米グーグルが反論・バイアコムの提訴に(日本経済新聞2007年4月30日)
(略)
グーグルはユーチューブの手がけるサービスが、著作権者の要請に応じて違法コンテンツを削除すれば、著作権侵害を問われないとする「デジタルミレニアム著作権法」に基づいていると指摘。バイアコムの主張すべてに反論した。バイアコムは3月中旬にグーグルとユーチューブを提訴、10億ドル以上の損害賠償を求めている。
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アメリカのデジタルミレニアム著作権法(DMCA: Digital Millennium Copyright Act)は、産業界の意向を反映して著作権者に有利な内容になっていますが、一方で、オンライン著作権侵害の場合、プロバイダは当該コンテンツを削除すれば免責されるという規定があります。
これはプロバイダ責任法のプロバイダの免責規定と同じ趣旨のもので、良きサマリア人の法理に基づくものと考えられます。(プロバイダ責任法は、よきサマリア人の法理に依拠していることは確認していますが、DMCAはまだ未確認です)
グーグルとしては、依頼があれば削除に応じているということで責任を負わないという主張です。しかしバイアコムは削除が追いついていないと主張しているので食い違いがあり、全面的に対立する構図になってきたといえそうです。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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