日清食品、事前警告型の買収防衛策導入


日清食品が23日の取締役会決議でもって事前警告型の買収防衛策を導入したことが明らかになりました。
買収防衛策に関する日清食品のプレスリリースはこちら

買収防衛策の内容は、買収者に情報開示を求めて、独立委員会が検討して勧告、新株予約権発行などで対抗するかは取締役会が勧告をもとに判断する、というよくあるものです。
独立委員会の構成は3人以上となっていますが、現時点では3人でスタートしています。

日清食品の筆頭株主はスティール・パートナーズで、4月5日に関東財務局に提出された大量保有報告書によると議決権のうち13.21%を保有している模様です。
主要株主の異動に関する日清食品のプレスリリースはこちら

20%以上の株式保有を目指す買収者が現れると買収防衛策の発動要件にかかります。
今のところスティール・パートナーズは徐々に買い増している模様ですが、20%以上を目指してくるかは不透明ではないかと思います。

日清食品は取締役会決議で買収防衛策を一旦導入しましたが、6月の株主総会に議案としてかける模様で、否決された場合は廃止するとしています。
株主総会の決議を取っておくという実例が増えつつありますが、その意義は非常に微妙であり、買収防衛策に関してはまだまだ手探りの観があります。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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