東京鋼鐵臨時株主総会で株式交換契約承認議案が否決


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いちごアセットの委任状勧誘で東京鋼鐵と大阪製鐵との株式交換が総会で否決されるおそれ(2007/02/17)でお伝えした件の続報です。

東京鋼鐵の臨時株主総会では、事前予想通り、反対が3分の1以上になり、株式交換契約承認の議案は否決されました。

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東京鋼鉄、大阪製鉄傘下入り否決・臨時株主総会(日本経済新聞2007年2月22日)

東京鋼鉄は22日、同日の臨時株主総会で大阪製鉄の完全子会社になるとの議案が否決されたと発表した。同議案を巡っては、第2位株主で独立系投資ファンドのいちごアセットマネジメントが完全子会社化に伴う株式交換比率の見直しを求め、他の株主にも否決を呼び掛けていた。経営陣が合意したM&A(企業の合併・買収)が株主総会で否決された国内で初めての例となる。

 議決の結果は議決権総数の1万5502に対し、賛成が8663(55.9%)、反対が6525(42.1%)、残りが棄権だった。決議に必要な出席株主の3分の2以上の賛成が得られなかった。
(略)
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東京鋼鐵のプレスリリースはこちら

4割超が反対にまわり、いちごアセットマネジメントの委任状勧誘は完全に成功したことになります。

東京鋼鐵と大阪製鐵とで締結された株式交換契約は、どちらかの会社の総会で承認が取れなかったら自動で失効するという規定があり、契約自体が失効しました。
東京鋼鐵は再契約の予定はないとしています。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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