だめな組織


この間の交渉コンペの場で久しぶりにゼミの仲間と再会したのですが、官庁から東大の大学院に国内留学で来ていた方とも再開できました。
その方は、現在、地方に出ているのですが、地方に出て初めて分かったことも色々あると仰っていました。

日本の魅力の再発見とかの類ならいいのですが、その方のいる官庁がいかに予算と権限の獲得だけに血道をあげているか、初めて分かったということでした。
これまで結構いい部署を転々としてきたので、知らなかったが、大半の組織はマスコミで言われているとおりの体たらくだと今更ながら知ったよと仰っていました。

行政に対する不信感が強まった90年代以降、マスコミは日本の行政組織全般にたいして非常に否定的に取り上げることが増えてきました。
マスコミは全然分かっていないとか、一番だめな組織なのはマスコミではないかなどという反発する意見もあり、それなりに正しいとは思いますが、事実として日本の政府は大したところではないと思われます。
あれだけ優秀な人材を集めて貴重な国民の財産を投じて、意味不明な結末を次々生み出しているのですから、組織体として相当どうかしているのだと思います。

東大法卒が目指す就職先の第一番目としてあがるものですが、そんなに高学歴のエリートは必要ないようなことしかしていないんですよね。

こんな思いに至る前は、エリートが担う権威ある行政は国の形として必要だと思っていたのですが、無前提に権威を肯定しているだけと気づき、アメリカ型の政治任用の行政機関で十分だと思うようになりました。
小泉内閣における竹中平蔵氏の仕事のようなものでよいのではないかと思います。
世の中の人材をピックアップして一人が一つの目的にだけ権力を任されるというので良いのではないかと思います。

かく言う私はそういったことから民間に身を置いているわけなのですが、私のいる組織は大した人材で構成されていないため、何をするにも中途半端で、機能不全を起こしてしまっています。日本政府とは違った意味で問題だなあと感じています。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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