公取委、契約に特許非係争条項を盛り込んだ疑いで米通信技術大手クアルコムを調査


特許のライセンス契約を結ぶ際に、ライセンサーがライセンシーの特許を侵害していても、ライセンシーは争わないことを約束する条項が入っていることがあります。
これを特許非係争条項といいます。

優越的な地位を利用して行うことになるので、独禁法で禁止された不公正な取引方法に当たるおそれがあるとされています。

実例としては、マイクロソフトが導入していたことで有名なのですが、アメリカの通信技術大手クアルコムが、第三世代携帯電話用の技術をめぐり、特許非係争条項を盛り込んでいた疑いがあるとして、公取委が調査に乗り出していることが明らかになりました。
携帯電話メーカーに契約書の提出を要請しているこのことです。

マイクロソフトのケースのエントリーは以下です。
公取委、特許係争制限条項をめぐりマイクロソフトに排除勧告(2004/07/14)

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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