強者同士の連合は生まれないのか


法人化してからのことですが、東大は三井住友銀行と包括提携みたいのをしています。
その結果、三井住友銀行が東大の資金的な仕事を随分を請け負っているようで、各種入試の受験料の振込みが三井住友銀行宛になりました。
普通の大学入試では影響が大きくて大変だろうと思いますが、少なくともいくつかの大学院入試ではSMBCになっているようです。

大手行の中では一番規模的に不利な三井住友ですから、東大に対しても一番ぎりぎりの提案をして東大を満足させた結果受託できたのではないかと思いますが、日本を代表する大学である東大が組んだ相手は、日本を代表する銀行ではないというのにはちょっと普遍的真理を感じました。

独禁法の観点もあるので強者同士でくっつくとやばいという事情がありますがので、必ずしも自然的な結びつきとはいえませんが、どちらかに切実な事情がないと提携関係には入らないことから考えると、異分野との提携で、強者の提携相手というのは2番手とか3番手であることが多いのではないでしょうか。

我が社は、その分野では日本一の規模ですが、業務提携している相手は、どれもそれぞれの業界の二番手三番手でして、規模の違いだけなら別にいいのですが、結構お粗末な相手が多く、なにか効果生んでるのかなと疑問を感じることもあるくらいです。
我が社もそれほどしっかりしていないので人のことはとやかく言えませんが、提携とはそんなものなのかと思ってしまう次第です。

もしかしたら本当に切実な状況を知らない東大や独占業種の我が社は真剣みが足りないのかもしれません。

余談ですが、東大の願書提出用封筒の宛名がはじめから「御中」になっていました。
日本を代表する東大ですらこの始末です。
私が東大を受験していた頃、私学の願書はみんな自分で自分に「御中」と書いてありましたが、東大は「行」になっており、正しい日本語だと感心したものでした。

東大までそちら側に行ってしまったとは隔世の感があります。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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