パラマウント・ピクチャーズ、「ローマの休日」著作権事件で即時抗告を取下げ


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映画著作物の保護期間延長を定めた平成16年1月1日施行の改正著作権法の適用が平成15年12月31日に保護期間を満了した映画にも適用されるかが問題となっていますが、民事保全事件として知財高裁に即時抗告中の「ローマの休日」の方で、パラマウント・ピクチャーズ・コーポレーションの日本法人は10日、即時抗告を取下げました。

今後は本案を提起するか、訴訟をあきらめるか両方を検討するとしています。
さしあたり現在発売されている廉価版「ローマの休日」DVDは、販売が継続されることが確実となりました。

この方針変更の背景には、10月6日に東京地裁で映画「シェーン」をめぐる全く同じ争点の本案訴訟で敗訴したことが影響している模様です。

改正著作権法と今回の事件の論点の詳細については、ローマの休日事件の民事仮処分事件の決定に関するエントリをご覧ください。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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