アメリカ、先発明主義をついに放棄 主要国で特許の審査基準が統一の方向へ


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アメリカで特許先願主義への動き(2005/06/10)でお伝えしましたが、アメリカが唯一採用している特許の先発明主義を見直す動きか出ています。
これがついに実現の運びとなり、主要41カ国が参加して特許の審査基準の大枠を統一する条約が作られることになりました。
今後のスケジュールとしては、11月に東京に各国の特許庁の長官が集まり条文の正式合意を目指し、最短で来年の会議で採択が目指されています。
アメリカが先願主義にあわせることで、特許が付与される発明が各国で異なりうる事態を減らすのが目的です。
一国でとった特許が世界どこでも特許として保護されるというところまでは行きませんが、外国特許をそのまま承認するような感じで手続等を簡略化することは可能なので、その前提として特許に値するものを統一しておくというのは不可欠です。
かなり重要な意味がある条約になると思われます。
条約の類は、各国の利害が対立して遅々として進まないか一致できる範囲でしか作らないものですが、今回のは後者の例よりは若干前向きなものと評価できるでしょう。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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