国内の著作権管理団体、著作権を「著作者の死後70年」に延長することを提言


世界的に著作権の保護期間は延びる一方ですが、日本国内の著作権管理団体が、現行50年である著作権を著作者の死後70年に延長するように提言しました。
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著作権「死後70年」要求・音楽や文芸など管理団体(日本経済新聞2006年9月22日)
 日本文芸家協会や日本音楽著作権協会(JASRAC)など著作権管理16団体による協議会が22日、音楽や絵画などの著作権保護期間を、現状の「著作者の死後50年」から欧米並みの「死後70年」に延長するよう求める共同声明を発表した。ただ、インターネットを使った新産業の育成に対する阻害要因になる懸念などから著作権処理の簡素化を求める声も大きく、保護期間延長の是非は論議を呼びそうだ。
(略)
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映画は先に70年になっていますが、「公開後70年」でして、死後70年とは量的にかなりの違いがあると思います。
世界的な潮流であるのに加え、産業上の要請が強いので、そのまま通る可能性も相当あるでしょう。
著作権法
第51条(保護期間の原則) 
著作権の存続期間は、著作物の創作の時に始まる。
2 著作権は、この節に別段の定めがある場合を除き、著作者の死後(共同著作物にあつては、最終に死亡した著作者の死後。次条第一項において同じ。)五十年を経過するまでの間、存続する。
第54条(映画の著作物の保護期間)
映画の著作物の著作権は、その著作物の公表後七十年(その著作物がその創作後七十年以内に公表されなかつたときは、その創作後七十年)を経過するまでの間、存続する。
2 映画の著作物の著作権がその存続期間の満了により消滅したときは、当該映画の著作物の利用に関するその原著作物の著作権は、当該映画の著作物の著作権とともに消滅したものとする。
3 前二条の規定は、映画の著作物の著作権については、適用しない。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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