【貸金業規正法改正問題】金融庁、2010年度目途に上限金利の引下げの案を提示 反対論も相次ぐ


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9月5日に金融庁が自民党に貸金業規正法の改正案を提示しました。
骨子は以下のとおりです。
・2010年を目途に上限金利を利息制限法の上限まで引下げで、民事違法金利と刑事違法金利の間でみなし弁済の対象となるいわゆるグレーゾーン金利を廃止する
・金利を28%まで上乗せの特例措置を上限金利引下げ後5年程度の特例として認める
・貸付を年収の3分の1までに制限
・特例は「50万円以下1年以内」と「30万円以下半年以内」の二案を提示
この案では合計8年間現行(29.2%)程度の金利を維持できることから反対論が続出しまして、金融庁は5年としていた期間を再検討することになりました。
特例が寛大すぎるとして、金融庁批判が一気に強まっていますが、貸金業者が貸し手に保険をかけていたことの報道もあいまって特例を維持するには完全な逆風です。
この保険は会社が従業員にかけていて問題となった保険と似たものですので、同様の批判が当てはまります。
ここにきて事態が予想外に急速に展開しています。
しかし、数多くの判例を生み出してきたみなし弁済の制度は終焉を迎えることでまず間違いないかと思われます。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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