知財訴訟の専門委員任命


日増しに存在が大きくなる知的財産ですが、それを扱う知財訴訟の新体制がスタートしました。

東京と大阪への集中は、もともとその辺の裁判所で起こされるものだったので、それほどの違いはありませんが、専門委員の任命は、日本の民事訴訟の大原則から考えると、大きな変更です。

要するに鑑定を常設にして、加えて当事者の提出した証拠としてではなく、裁判官の判断の資料として出されるものであり、法的判断が専門である裁判官を助けるためのものと言えましょう。

ただ専門委員と当該事件の利害関係の処理の調査などを考えると、運用は大変な気がします。日本では知財に関連する専門家がそれほど多くないので、うまく人選をできるのかは若干問題ありな気がします。

あと知財専門の裁判官というのは…。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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