最近、アメリカの判例を取り上げることができていません。
非常にたまってしまっていますが、ここまでくるとどうにもならないので、たまった分は置いておいて、これから来る新しい事件を取り上げるしかないかと思います。
読みにくいイギリスの判例に比べるとアメリカの判例は単語も難しくなく、論理構造もすっきりしていて、かといって単純ではないという大変勉強になる素材です。
単語は割りとシンプルですが法律の場面では特殊な意味を持ってくるのでそこだけ厄介ですが、あとは英文を読む力がそのまま試されるので、論理的文章の読解にもいいかもしれません。
最近、いわゆる勉強をしているので計画表にそって、教科書を読み進めたりしています。するとどうしても試験範囲に入っていないことは計画表にのらないわけで、アメリカ判例を読もうという意欲的だけれども、直接試験範囲でないところはお留守になるわけです。
しかし、こういう試験の場面で合理主義的に過ぎるところが日本をだめにした精神的背景なので、抗おうとも思います。