経済産業省、動産担保融資促進策を検討


動産・債権譲渡特例法施行で動産担保融資がはじまる(2006/02/03)でお伝えしましたが、集合動産譲渡担保にかわり動産譲渡登記制度を活用した動産担保融資が始まりつつありますが、経済産業省は利用促進のため、方策を検討するという記事が日経の一面を飾りました。

紹介された促進策は2点で、信用保証協会の保証料に在庫を充当することを認めることと、動産の担保価値の評価のために動産鑑定士という資格を導入するとの事です。

前者は信用保証協会が担保権者となるので強制的に利用件数を増やすのに近いですが、後者の資格はいまいち判断できません。
どういう試験をパスすれば、動産の価値を把握できるようになるのでしょうか。
業界の人間なら、その分野しかわからないでしょうがちゃんと評価できそうですが、あらゆる動産の価値を評価できる人というのはどういう人でしょうか。
アメリカでは動産の鑑定士がいるということですが、いまいちイメージはわきません。

しかし、価値を評価できる人を作ろうという発想は理解できます。
破産で顕著だと思いますが、残った財産を換価するとき、うまくできる人とできない人の違いが結構あるらしく、その辺は何に使えるかといった業界のことに詳しいかそうでないかに起因するようです。
ニーズとしては結構ありそうですが、やはり経済産業省の話ですから本当にできるのかはまだまだわからないなあと思います。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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