米連邦最高裁 不法行為によって生じた医療費を負担した保険当局が填補賠償を求められる範囲を判断


Arkansas Dep’t of Health & Human Servs. v. Ahlborn((U.S.S.C. May 01, 2006)
米連邦最高裁判所(2006年5月1日)
不法行為によって受けた人身損害で必要となった医療費を医療扶助制度で負担した州政府は、不法行為者にどれだけ填補賠償としての抵当権実行ができるかという点が争点となった事件です。
連邦最高裁は、連邦医療扶助法は州の保険当局に、原告が不法行為者に医療費として支出した分として賠償を求めた額を越える抵当権の行使を認めておらず、連邦反抵当条項もそれを明確に禁止しているとしました。
州の第三者責任は、このように法律が異なる結論を強いている限りにおいて、有効でないとしました。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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