連邦控訴裁、特許紛争でフォーラム・ノン・コンヴィニエンスの法理を適用して訴えを却下


Bonzel v. Pfizer, Inc. (U.S. Court of Appeals for the Federal Circuit 03/02/06 – No. 05-1114)

連邦巡回区連邦控訴裁判所 3月2日

とあるカテーテルのライセンスに関する訴訟です。原審が裁量でこの事件はドイツがより便利な法廷地であると判断、ドイツの裁判所が利用可能でなかった場合は戻ってきてよいという条件をつけてドイツで提起しなさいとして却下したのを支持、再度却下しました。

アメリカはこういったよりよい法廷地を求めての条件付却下をよくします。これをフォーラム・ノン・コンヴィニエンスの法理といいます。作家の向田邦子さんが亡くなった飛行機事故の損害賠償請求訴訟である遠東航空事件も、同じ理由で「台湾で提起しなさい」として却下されました。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)