懐古


地元の農家が生産物を持ち寄ってまとめて販売する形式の販売所が、有名な精肉販売店の一角にありまして、うちも肉を買いに行ったついでに利用していました。

そこで売っていた卵が大変品質がよく、愛用していました。殻がしっかりしていて白身も二層に分かれ、黄身も盛り上がっているというものでしたが、一方で非常にちんまりとしていて、小規模ながら手の行き届いた生産であることが感じられるものでした。

あまりにいいものであるため、引き合いが殺到しました。
そのため生産力の増強がされたのですが、ありがちなことですが、その後普通の卵になってしまいました。
スーパーで売っているものに比べると、まだまだ上回ってはいますが、かつてのような強烈なまでに優れた品質ではなくなってしまいました。
それでうちは離れてしまったのですが、そこそこでも優れていれば、ある程度評判が立った手前、大量に生産することで利益は最大になるということでしょうか。
最高品質で大量生産は、現代の機械化農業の仕組みでは無理でしょうから、品質を犠牲にするのでしょうが、掛け算をするとそこそこのものを扱う方が利益最大となるのはなんとも問題ですね。

所得の分化は激烈に進むでしょうが、提供される商品の品質については相変わらず、総中流社会的な状況はまだまだ続くのでしょうか。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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