なんとか年賀状を完成させました。
パソコンで作るようになってからは必ず年内に出していたので、こんなに遅れてしまってショックですが、出せただけでいいとします。
年末に出た「ローマ人の物語」を現在読んでいます。
ローマ帝国が失われていく課程なのでなかなか楽しく読み進むとは行かず、ページが少ない割にはスローペースです。
現時点での感想としては、「背教者」ユリアヌスの実像がわかって面白いです。
まじめな人物ではあったようです。
しかし、どうも理が先に立ってしまい人間性への理解ないしは配慮が足りない感じがあります。
若いとどうしても原理主義的になりますから、これは異常なのではなく当然の話で、不幸な生い立ちや皇帝コンスタンティウスによる幽閉のせいもあり、経験不足による「若さ」がそのままだでしまったんだろうと思います。
基本的には善良な人物だったのだろうという感じを受けました。