携帯プレイヤーへの私的録音録画補償金上乗せは見送りへ


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以前、私的録音録画補償金制度見直し、結論を先送りへ(2005/07/29)で、文化審議会の法制問題小委員会で行われている、最近急拡大しているHDDやフラッシュメモリなどにデジタル化した音楽データを録音する形の携帯音楽プレイヤーへの私的録音録画補償金の課金のための制度改正が難航していることをお伝えしました。
結局、審議経過の報告にとどめることになったのですが、その報告書案がまとまりました。
記事はこちら。
制度に問題点が多く、現時点での課金は適切ではない旨の内容になりました。
問題というのは、私的録音に使わない人にも負担を強いることと制度の認知度が低く変換制度も機能していないことを上げており、デジタル携帯プレイヤーには適用しにくいという言い方ではなく、制度そのものに内在する問題であることを示しました。
この辺の問題点については、上記リンクの私的録音録画補償金制度見直し、結論を先送りへでまとめてありますので併せて御覧ください。
この理屈からいうと制度廃止となってもよさそうですが、その辺の議論は平成19年度まで先送りとなりました。
一旦獲得した特権を手放すというのには抵抗が大きいとは思いますが、議論のうえではほとんど命脈が尽きてしまった感じです。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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