知財高裁、見出しに著作権を認めず、不法行為による賠償は認める


[関連したBlog]
以前、東京地裁、記事見出しに著作権認めず(2004/03/24)、お伝えしたように、新聞各社の作っているガイドラインとは裏腹に新聞の見出しには著作権は認められませんが、この事件の控訴審で知財高裁も見出しに著作家は認めないという判断を示しました。
ただ、反復して営利目的に使用することは不法行為であるとして、民法709条経由で賠償を認めました。
記事はこちら。判決全文はこちら
よって、見出しを使ってビジネスをしてしまうと不法行為になりますが、非営利なら引用
しても別段、問題を生じないことになりました。
短い文言で内容を伝えるように工夫しているとはいっても、著作権を認めると他の人の表現の幅を著しく狭めますから、妥当な判断でしょう。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)