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日本発のポイズンピル導入を決めたニレコですが、株主の投資ファンドから発行差止めの仮処分申請があったことが明らかになりました。
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仮処分を申請したのは、ケイマン諸島にあるザ・エスエフピー・バリュー・リアライゼーション・マスター・ファンド・リミテッドで、ニレコの発行済み株式の6.8%を所有しています。
理由について、敵対的買収防衛策として欠陥があり株主に著しい不利益が生じるものであるからとしています。
いきなり株式が3倍に希釈化されかねない内容を懸念したものと思われます。
しかし、ポイズンピル型の買収防衛策は多かれ少なかれ株式を希釈化してしまうので、内容を修正すれば何とかなるというものではありません。
ニレコにとっては、困った事態なのではないでしょうか。