厚生年金基金連合会、買収防衛策の議題についての議決権行使基準を策定、黄金株に反対へ


日本有数の機関投資家である厚生年金基金連合会は今年6月以降の株主総会で買収防衛策が議題となった場合の議決権行使基準を策定しました。

主な内容としては、黄金株には反対、外部チェックが働かない防衛策にも反対することにしています。記事はこちら

反対予定なのは、黄金株、株主間の議決件数に極端に差を儲けた複数議決権付株式経営陣をすべて解任しても解除できないポイズンピルなどです。
これらのうち後ろの2つは合法であるか自体が怪しいですが、厚生年金基金連合会は株主の立場から極端に株主平等を害する仕組みには反対していくことを表明しました。

上場企業の黄金株導入はアメリカでは認められないのが一般的です。
というのは、NYSEが上場してからの黄金株導入を認めていないためで、法律ではなく市場のルールとしてできなくなっています。
上場前から発行している場合は、そのような会社に投資する以上同意しているとみなすようです。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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